不用品になったヘルメットを処分する方法について

ヘルメットは使用されている素材が劣化していくため、耐用年数は使用開始から3年、未使用でも5年とされています。また、一度でも大きな衝撃を受けると、たとえ外側が無傷でも耐久性には問題が生じてしまいます。

自治体におけるヘルメットのごみの区分は、可燃ごみまたは不燃ごみです。自治体によって区分が異なるので、お住まいの地域のごみの分類を調べてから処分する必要があります。
ヘルメットの不用品が可燃ごみや不燃ごみと分類されている場合は、指定の日時に専用の袋に入れて処分します。他のごみと一緒に袋に入れて、処分することも可能です。

さらに、なかにはヘルメットを粗大ごみに分類している自治体もあります。
粗大ごみとして処分する際は、事前に粗大ごみ受付センターへ予約し、コンビニやスーパーなどの購入所で専用の有料ゴミ処理券を購入します。

有料ゴミ処理券をヘルメットに貼ったら、指定の日時に決められた場所へ持っていってください。有料ゴミ処理券は、なるべくヘルメットの目立つ位置に貼るようにします。有料ゴミ処理券に必要な費用は、地域の役所のホームページなどで確認することが出来ます。

ヘルメットを自治体でごみとして処分する以外の方法として挙げられるのが、発展途上国やNGOへの寄付です。
国際社会支援推進会ワールドギフトによって、バイク用のヘルメットや野球用のヘルメットなど、全国各地からさまざまな種類のヘルメットが集められています。集められたヘルメットは、発展途上国への寄付やリユースによって再利用されます。
まだ使用できる状態のヘルメットであれば、名前や会社名が記載されているもの、少し傷が付いている程度のものでも寄付することが可能です。